プロフィール

サロンオーナー 喜多 久美子

東京生まれ 東京育ち
ふたご座 
A型
数秘7

【好きな事】
愛車でドライブ
空を見る

【得意な事】
車の運転
人の長所を見つけること
幹事役

【資格】
キャリアコンサルタント(国家資格)

詳しいプロフィール

ここでは、これからK’s harmonyにお越しになろうと思っている方々に少しでも私のことを知ってもらおうと、少し長いですが、なぜこの仕事をしているか、といったプロフィールを書かせて頂きます。ぜひお読み頂ければ幸いです。

学生時代はキャビンアテンダントになるべく一直線!

当時スチュワーデスと呼ばれていた、キャビンアテンダント。
私が小学生から漠然となりたい職業と考えていた仕事です。
小学生の時から身長が高かった私。この身長を生かせる仕事って何かしら?と考えていて、
モデル?プロゴルファー?
なんかちがうな~…。
あ!キャビンアテンダントっていいかも!
こんな感じです(笑)

どちらかというと、一般の人が知っている応対・接客の仕事に憧れたわけではなく…。英語や大人のマナーなど様々な知識や経験を仕事をしながら積めそう!というところから、学生時代はその夢へ向かって一直線!就職活動を経て見事採用してもらえました!
今現在、心理学を学んで思い出したのですが、その頃、CAさん達を見るためだけに成田空港や羽田空港に直接行っていました。こういうのがイメージトレーニングになっていたのかもしれませんね(笑)

キャビンアテンダント時代

就職した仕事はとってもやりがいのある楽しい仕事でした!
最初は国内線へ配属。
「同じ日本なのに、地域によってこんなに違うんだ~!」
と、美しい風景、美味しい食べ物が全国各地にあることを知り、日本が大好きになりました。

その後、国際線へ。
世界各国を訪れ、文化の違い、世界の広さを体感し、すばらしい人生経験になりました。

でも、一番やりがいのあった仕事は、「チームで仕事をすること」

CAの人数だけでも、国内線で4~12名ほど、国際線だと平均16名ほど!
でも、社内には働いていた当時は約6000人ものCAがいるわけなので、当日「はじめまして!」なんて人がいることは日常茶飯事です。
CA以外にも、パイロット、地上スタッフ、整備士が、20~30分のミーティングだけで一丸となり、お客様を無事目的地にお届けする。
このチーム力による一体感と達成感がなにより私の仕事のやりがいでした。無事目的地につき
「楽しかったね!今回のフライト♪」
とみんなで労うときが最高の瞬間でした。
反面、フライトはトラブルがつきもの。具合の悪くなってしまう方、クレームなどなど。
上空では、私たちしか対応できる人がおりません。
お客様の命にかかわるお仕事なので、ミスには厳しく鍛えられることも多かった仕事です。


人の育成に関わる管理職へ!

このようなフライトの仕事を通じて、「もっとみんなのサポートをしたい!裏方として会社全体をサポートしたい!」という想いが湧いてくるようになります。
そして、入社から15年目、35歳のときに管理職試験を経て、「人の育成に関わる部署の管理職」へ配属となります。
この役職を、退職するまで10年間務めることになります。

【経験したこと】
①1年に100人程度のCAのチームを任されました。
しかも、1年サイクルで班の異動があるため、毎年違う部下・チームを管理する経験をさせてもらいました。

②人事評価を行う立場を任されました。
ひとりひとりのCAに対して、仕事のスキル・会社にどのような貢献をしたかどうかを数値や根拠を持って示す役割を行っていました。
1人につき年に2~3回面談をしていたので、膨大な時間を面談に使っていましたね。

③チームメンバーひとりひとりのライフイベントの把握も
結婚・出産・介護など。ひとりひとりのライフイベントを把握しながら、ご主人、お子さん、義父義母といったご家族関係の相談に乗ることも仕事のひとつでした。

④フライトももちろん続行!
チームのメンバー・部下達とともに、フライトも同行します。実際の現場での仕事ぶりや宿泊先でも話を聞いたり。管理職だからこそ「同じ釜の飯を食う」ような信頼関係を築くことも私の役目でした。

この10年間の仕事が、今の私の仕事を行おうと思ったきっかけです。
人のお話を聴いて、相手に笑顔になってもらうことがすごくうれしい!!

「Kumiさんに話を聴いてもらって、本当に良かったです」

「Kumiさんのあの時の言葉が心に響いて、今でも忘れません!」

こんな言葉を部下からもらったとき、本当にこの仕事をやっていてよかったと思えました。

もちろん仕事は楽しいばかりでなく厳しい面も…。
何度言っても部下にわかってもらえなかったり、年上の部下とぶつかって「若い子に何がわかるの!?」と言われたり。
それでも、今となってはそういった厳しい経験も、今の私を形作るために価値のあることだったと思えます。

夫の転勤で突然の退職

45歳の時、今まで勤めていた会社を退職します。というのも、主人がアメリカ配属となり転勤となったのです。

その頃、親の体調が悪く、誰かが見ていてあげないといけない状況も重なりました。
この当時、私は即決で(10秒くらい悩んで)、

「仕事をしながらは無理だ」
と考え、退職することを選びました。

先述の通り、仕事は本当にやりがいがあり、まさか私が仕事を辞めるなんて!というくらいなのですが。

「妻として・嫁として」という考えが、当時の私は当たり前だったので、私が担うのが当然という思考で航空会社を退職します。

2月に主人の辞令がでて、4月にはアメリカへ。私はさすがに準備があってその半年後にアメリカへいきます。結果的に4年半アメリカに住みました。
その間、2~3ヶ月ごとに親のサポートのために帰国するという生活パターンになっていきます。

アメリカでの私のうつうつ時代

アメリカでの生活は、ビザの関係で働くことはできず、家にいるだけの生活に。
家事や三食料理だけする生活は生まれてはじめてです。私には子どもがいないので、そういった子どもを介したコミュニティもなく、誰かと交わることが一切無いこの状況に戸惑っていました。家とスーパーの往復しかない日々。
今までたくさんの人と、たくさんの話をしていた仕事だった私がピタッと止まって…。


「私っていったい何だろう?」

この想いに毎日悩まされ続けてしまいました。
「CAだった私が無くなると、私って何のためにいるの?」
といった感じで鬱蒼となってしまったのです。

「専業主婦で、夫が毎日帰ってくる」という生活も、今まで体験したことがなかったので…。
今まではお互い仕事でせわしない毎日だったことも相まって、新しいライフスタイルに慣れるまで、かなり試行錯誤しました。
家事以外の時間は、1人で近くの山や湖畔を歩きながら、空ばかり見てました。
ただ、空を見上げて、置いてきぼりにされたような気持ちを、思い出さないようにしていました。
でも、今考えると、この自然の中で過ごした時間が、長年働き蓄積していた身体やこころの疲れを、少しづつ溶かしてくれていて。
これからの新しいステージに向かう準備期間だったなと思えます。

渡米から4年半、帰任が決まり帰国!
過去のキャリアが全く役に立たず、メンタル的に辛い思いをしたアメリカ生活が終わりました。

キャリアコンサルタントの学び。ついに「私」と向き合うことに!

しかし、帰国したからと言って、元の職場にはもうもどれないので…。
とはいえ、
「やっぱり私は何か仕事をしたい!」
という想いが。
というよりも、今思い返せば

「何もしていない自分が許せない。仕事をしなきゃ!」

という自分を律する方のモチベーションでいろいろと調べていた気がします。

「働くならまずは資格を!」
ということで、国家資格・キャリアコンサルタントの資格を1年かけて取得しました。
しかし、このキャリアコンサルタント資格取得講座の際に、私がはじめて「自分の向き合うこと」を体験します!

それは、心理学の授業の中で行う「自分のやりたいことを、2人1組になって聞いたり話したりを交互にやる」というワークの時でした。

おそらく、私が生まれてはじめて「私」にベクトルを向けた瞬間だったと思います。

なんと、その時、私はそのワークでお相手の方に、やりたいことを何も伝えることができなかったのです…。

「いえいえ、私のやりたいことなんて…。」
みたいな感じ。

自分のことを大切にしていなかったことに気付かされ…

今思えば、CAの仕事を選んだのも、心の奥底では「親の期待に応えなきゃ」と考えていたんだと気づいたり。
CAの仕事のときには、上司部下のことをおもんばかるばかり。
アメリカ行きのことも「妻なんだから、嫁なんだから」という思考が当たり前で、自分の気持ちをないがしろにしていました…。

自分にベクトルを向けないと、人生ってうまくいかない!

このことに、はじめて気づきました。
これは自分本位・自分勝手とは異なり、「自分を大切にしていないと、他人を大切にすることはできない」ということです。

いままでの私は、親や会社の人たち、親族の顔色をうかがい、「誰かの期待の応えなきゃ!」と頑張りすぎていて、自分のことや自分の気持ちを大切にしていなかったのです。

このキャリアコンサルタント講座や、のちにであうカウンセラーになるためのスクールの先生の学びにより、「自分を許す」ことができるようになり、「自分の棚卸し」ができてラクになりました!
また、今まで過去は、周囲の人の意見に沿わせて生きてきたけれども、それを選択していたのも「私」だ!と気づきました。
すると、被害者意識が消え、自分で人生を創造しようと前向きになりました。

これをもっと多くの人に体験してもらいたい!
その想いが、K’s harmonyを開業したきっかけです。

K’s harmony開業のきっかけ

今までの自分だったら、独立開業するなんて、到底思えなかったと思います。

でも、自分の本当の気持ち・自分の本当にやりたいことに気づいたことで、K’s harmonyを2021年に開業致しました。

もちろん、今までの人生を否定するわけではなく、航空会社での「人の話を聴いて、その人が前に進めるようになるサポート」を何年も経験できたことで、こういう仕事が好き!と気づけたことは、本当に良い経験でした。
そして、心理学やキャリアコンサルタント講座の学びの中で、
「自分の棚卸し」・「自分と向き合うこと」をやったことで、自分自身がすごくラクになった経験を、もっと多くの人に体験してもらいたい!

この想いが、私を独立開業に導いてくれました。
私はお客様が「自分と向き合うこと」を進めていくための伴走者のような役割として、カウンセリン&ワークセッション、タイムウェーバーセッション、前世療法(ヒプノセラピー)を活用して、一緒に楽しくて希望に満ちた人生を作るお手伝いをしていきたいと思っています。

まだまだ、私も「自分と向き合うこと」を試行錯誤している段階です(笑)
皆様と一緒に明るい人生を共に歩んでいければ、何よりうれしいです!

私の伝えたいコト

最後に、これを読んでいただいた皆様へ、私がこの仕事を通じてお伝えしたいコトを綴らせて頂きます。

私もこの歳になるまで、「自分を大切にすること」をおざなりにしていましたが…。それでも「どんな体験でもムダなことはない!」ということです。
今は、悔しい経験、辛い経験かもしれません。それでも、自分と向き合うことを習慣・クセにすることで、「今となっては良い経験だったな」と気づける日がきっと訪れます。

「自分と向き合う」ということは過去の自分も許すこと。きっとあなたならできます。

でも、お客様にお伝えいただくことで多いのが、

自分と向き合うのがこわい

という言葉です。

私も最初は、自分と向き合うのが怖かった一人です。だって自分のことが好きじゃなかったから。

航空会社時代も、
「なんで、先輩はできるのに私はできないの」
とか
「頑張りや努力が足りないのがいけないんだ!」
と自分に言い聞かせていて…。
「自分と向き合う」というと、自分の力量を測るような意味と捉えられるかもしれません。
でも、私の伝えている「自分と向き合うと」いうことは、自分に優しくする・自分のやりたいことを発見する。そういうことをコンセプトにしています。

自分の気持ちに耳を傾ける

そんなイメージを持っていただければ幸いです。
そして、お客様一人で行うことではなく、私が付いています。だから恐れなくてもきっと大丈夫!
他人の目は気にせず、本当の自分の気持ちに耳を傾けて、あなたのやりたいことをやる人生を歩んでほしい。

これが、K’s harmonyを通じて、お客様にお伝えしたいコトです。

長文をお読み頂き、本当にありがとうございます。
皆様とお話できることを心より願っております。



K’s harmony代表 Kumi